【怖い本】『ぼぎわんが、来る』

全くホラーは好みじゃなくて、小説も映画も自分から読むことはなかったのですが、面白いよと勧められて、ちょっとだけ読んでみて嫌なら途中でやめれば良いかという気持ちで読み始めたら止まらなかったのが『ぼぎわんが、くる』でした。この作品自体、途中で止めることができないんです。読み始めると、どうなるのかが知りたくなって怖いんですが部屋の音にビクビクしながらもつい読み切ってしまいます。それどころか！なんと、ホラーなんて全く好きじゃなかった私が、著者の澤村伊智さんの本を軒並み読むようになってしまったんです。今ではたとえ怖くても、澤村伊智さんの本はほぼ読んでます。

しかも、澤村伊智さんってすごいと思ったのが、この本の後書きに書いてあったのですが、もともと友達が書いた小説を評価してほしいから読んでくれと頼まれて、読んでみたら自分にも書けそうと思って書いてしまったという・・・どれだけ文才があるんだ、と驚きです。

私も小説家とかっていいよなー、どんな場所でもできるから海外とか沖縄とか居たい場所に行って仕事できるよなー、とか考えますが、「自分でも書けるかも」と思っても書けないですよ、書けない。

まだ彼の本を読んだことない方は、『ぼぎわんが、来る』から読み始めるのがオススメです。

夜、寝る時間も惜しむくらい一気読みしちゃいますよ。